活動内容

全がん協生存率調査

活動概要・方針

全がん協生存率調査は、全がん協に加盟する32のがん専門医療機関からのデータに基づき、診断治療症例について部位別5年生存率、10年生存率を集計しています。
1997年診断症例より部位別臨床病期別5年生存率、1999年診断症例より施設別5年生存率を公表し、2012年からは生存率解析システム「KapWeb」を開設、2016年からは10年生存率も公表しています。これにより、がん医療の先駆的な取り組みと、諸問題に関する調査や研究が進められてきました。
2013年12月にがん登録等の推進に関する法律(平成二十五年法律第百十一号 )が成立し、2016年1月から開始となった全国がん登録の運用とともに、全国のがん診療連携拠点病院などによる院内がん登録の生存率集計の普及を踏まえて、全がん協加盟施設の生存率調査については、2021年11月のデータ更新をもって終了しました。また、KapWebの公開は2023年度末に終了しています。
過去の資料は以下よりご覧ください。

全がん協生存率調査

更新終了にあたり

生存率調査にご協力いただいた関係者の皆さまへ

これまで、全がん協生存率調査は、厚生労働省がん研究助成金や国立がん研究センター研究開発費などの支援を受けて取り組んできました。治療成績の公表にあたっては、千葉県がんセンター研究所の三上春夫部長(当時)および群馬県立がんセンターの猿木信裕所長(当時)に多大なご尽力をいただきました。
また、生存率調査の主旨をご理解いただき、ご協力いただいた施設関係者の皆さまに、事務局より心より御礼申し上げます。